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「瓜を破る」は面白い?感想と評価や評判をまとめました【ネタバレなし】

瓜を破る 面白い レビュー

「瓜を破る」は芳文社『週刊漫画TIMES』にて2020年7月17日号より連載中の板倉梓先生の作品です。
元々は読み切りで掲載された作品だったのですが、好評により連載化されたのだとか。

性体験がないことをコンプレックスに感じている主人公のまい子を中心として、会社の同僚や先輩社員達、それぞれの生き方を描いた群像劇となっています。

この記事では「瓜を破る」を読んで面白いと思ったところや感想、読者の評判や評価についてまとめて行きたいと思います。

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目次

「瓜を破る」のあらすじ

30代処女が抱える性的コンプレックスの行方とは…!? ごく普通の会社員・まい子には人に知られたくない悩みがあった。それは30歳を超えても性体験がないこと。劣等感に悶々とする彼女は自分を変えるべく行動を起こす。誰もが心当たりがありそうな、言葉にならない思いをあぶり出す現代の冒険譚

「瓜を破る」の登場人物

香坂 まい子(こうさかまいこ)

会社の広報部で働いているごく普通の32歳のOL。
仕事など他のことには上手くこなせているだが、性の経験がないことにコンプレックスを抱いている。
劣等感に苛まれるまい子は自分を帰るべく行動を起こし始める。

鍵谷 千里(かぎたにせんり)

まい子の会社に出入りしているコピー機のメンテナンス会社の社員の29歳の男性。
コピー機の故障がきっかけでまい子と知り合う。
幼少時から父と二人暮らしで,将棋のプロを目指していたが3年前に挫折した過去を持っている。
ゲームが上手く暇な時は一人でゲームセンターに行って遊んでいる。

味園 美由紀(みそのみゆき)

他人にキツく当たる面があるまい子の会社の先輩。
後輩達からは処女と思われているが、実は10年一緒に暮らしている彼がいるが、辛く当たった翌日に彼が部屋から居なくなってしまう。

辻(つじ)

※作品上の表記は一点しんにょうのつじ
味園の元同期だった女性社員。
ほんわか癒やし系だがちょっとイタいタイプで、入社四年で一度は結婚退職していたが、子供が中学入学を機に職場復帰した。
新人の頃は味園と仲が良かったが、いつしか犬猿の仲に。

原(はら)

まい子の同僚の男性社員。
実は自分が恋愛感情は抱くが性的欲求は持たない、ノンセクシャルであるということを自覚し、そのことが原因で5年近く付き合っていた彼女と別れたことをまい子に打ち明ける。

染井 菜々(そめいなな)

まい子の会社の先輩社員。
子育てと仕事の両立で頑張っているが、実は漫画を描いていて子供が生まれる前は同人誌のイベントなどに参加し活動をしていた。
今回、2年振りにイベントに参加することに。
家族、仕事、趣味、全てが揃っているけれど、どれも中途半端だと思い悩んでいる。

塚田花絵(つかだはなえ)

まい子の同僚の女性社員。
仕事を頼まれてもスッパリ断ったりとドライな一面があり、仕事が人生の全てではないと考えている。
高校生の時に最低で最悪な初体験を経験したことがきっかけで、クールでドライな性格になってしまった。

新田(にった)

まい子達の会社の上司。
今はほんわか癒やし系だが、浮気してバツ3で子供が計7人、再々々婚の経歴を持つ。
以前はシュッとしてて眼力もすごくてフェロモンが歩いているようなギラギラしたタイプだったらしい。

理乃(りの)

まい子の大学時代からの友人。
いつでもちゃんと彼氏がいるタイプ。
物事をズバズバ言うが、いつもまい子を励ましてくれる。

沢 鐘子(さわ しょうこ)

マーケ部で働いている女性社員。
自立していてカッコイイ女性と端から見られている女性。
独身で先日、新築マンションを購入し、猫を飼っている。
男性とつきあうと自分だけの空間や生活のペースが乱れるのは面倒だと考えている。

小平 蓮(こだいら れん)

実家暮らしで26歳の派遣社員の女性。
沢の部署で働いている。
個性的な服装で自虐的な物言いをしがち。
他人を見た目だけでシニカルに分析するタイプで、自身の容姿は男受けしないしブスだと思っている。

「瓜を破る」のここが面白い!【ネタバレなし】

不器用で真面目な鍵谷とまい子のラブストーリー

早く大人の体験をしてみたいという女子高生の憧れ的なもののラブストーリーとは違い、この作品の中では30歳を超えても性体験のないまい子の悩みが切実に描かれています。

無理して同窓会で再会した元カレと改めて初体験をしようと試みたりしますが、なかなか上手く行かないまい子。

そんな中で鍵谷と出会い、お互いが好きなゲームがきっかけでデートするようになりますが、最初はぎこちなく悩みながらも一歩ずつ距離を縮めて行く、二人の恋模様が描かれています。

真面目な二人が、少しずつお互いが好き合っていることを確かめてあって行く様は尊すぎて、応援せずにはいられなくなってしまうのです。

共感を抱かずにはいられない登場人物達

まい子の同僚や先輩達は子供を育てながら働いている染井さんや仕事熱心だが人当たりがキツイ味園さん、ドライな塚田さんやノンセクシャルな原君など、様々な登場人物が登場します。

それぞれが違う環境で抱えている想いや悩みなどが、作品の中でとても丁寧に掘り下げられてリアルに描かれています。
作中で露わになる登場人物達の心情は、読み手の心に訴え掛けて来るものがあります。

読んでいるとまい子だけではなくとも、どれか一人は自分自身も共感を感じるキャラクターがいるのではないでしょうか。

女性読者を夢中にさせる鍵谷君の魅力

超絶なハンサムというタイプではなく、逆に冴えないくらいのおとなしめキャラの鍵谷君ですが、SNSなどでは真面目で誠実な付き合い方がキュンキュン来るという女性ファンの投稿を多く目に付きます。

最初の登場時は夢を失って無気力で生きて来た彼ですが、まい子と出会ったことによってや少しずつ自分自身を変えて行こうと前に進み始める姿が描かれています。

これからどのように彼が変わって行くのか楽しみですね。

「瓜を破る」の評判や評価

「瓜を破る」の感想と評価や評判|まとめ

「瓜を破る」を最初に手に取ったのは本当に偶然で、何の気なしに内容もあまり確認しないで読み始めました。
読み始めは大人女子の初体験モノなのかなぐらいの軽い気持ちだったのですが、その悩みは深刻で切実に描かれたもので、主人公のまい子がこれからどんな恋愛をしていくのか気になって巻数を読み進めて行ったのでした。

他の登場人物達もその気持ちわかるわ・・・と共感を感じる人達も多く、読んでいるとそれぞれに愛着を感じるようになって来てしまいます。

日々、頑張っている大人の女性達にぜひ読んでもらいたい作品だなと思います。

作品が気になった方はぜひ手に取ってみて下さいね。

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