みなさんミステリーのコミックはお好きですか?
日本テレビ系朝の情報番組「スッキリ」の芸能人の方がお勧めの漫画を紹介するコーナー「ほっとコミック」にて、おかずクラブのゆいPさんが紹介していた作品、山田シロ彦先生の「青年少女よ、春を貪れ。」
たまたま番組を見ていて面白そうだったので、何の気なしに読んでみたのですが、続きが気になって気になってあっと言う間に全巻揃えて読み終えてしまいました。
初恋というものは誰の心にも一生忘れられぬ思い出となって心に残るもの、そんなお話とミステリーの謎解きの両方を堪能出来る作品となっています。
この記事では「青年少女よ、春を貪れ。」を読んで面白いと思ったところや感想、読者の評判や評価についてまとめて行きたいと思います。
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「青年少女よ、春を貪れ。」のあらすじ
喪われた初恋の呪縛を解く青春群像ミステリー、開幕。 恋を知らない中学生・勝之と、学校中の憧れ・百々瀬ハルは、ふとしたきっかけから付き合い始めることになるが、ハルとの別れは突然に訪れ――。それから10年。時を経て生じた彼女の死への疑念によって、止まっていた青春の針が動き出して…?
「青年少女よ、春を貪れ。」の登場人物
近藤 勝之(こんどう かつゆき)
この物語の主人公、中学生の時に転校生のハルが教室の窓に腰掛けているところを自殺しようとしていると勘違いし、止めようとしたことがきっかけでハルと言葉を交わし親しくなる。
ハルと付き合うことになったが、付き合って3週間でハルは亡くなってしまう。
百々瀬 ハル(ももせ はる)
東京から転校して来た美少女。
有名漫画家の娘で自身が登場する漫画作品もあり、インスタグラマーとしてもフォロワー数が2万人近くいるほどの有名人だったが、その反面、過去にいろいろな男性と付き合あっていた。
卒業旅行にクラスメートと行ったキャンプで亡くなってしまう。
10年後は会社員として東京で働いている。
音無 紗衣子(おとな しさえこ)
中学時代のハルの友人。
ハルに心酔しており現在もまだ常軌を逸した執着心を抱いている。
ハルが亡くなってから10年後に突然勝之の前に現れ、ハルの死の謎について語り始める。
網口 龍樹(あみぐち たつき)
勝之の友人の一人で明るく陽気なタイプ。
ハルが亡くなったキャンプの参加メンバーの一人。
佐伯 亮(さえき りょう)
勝之の友人の一人で釣りを趣味としている。
ハルが亡くなったキャンプの参加キャンプの参加メンバーの一人。
水川 わゆ(みずかわ わゆ)
ハルの友人であり、ハルと従姉妹同士の関係。
キャンプの参加メンバーの一人。
古崎 ふみ(こさき ふみ)
ハルや勝之達のクラスメート。
普段人と話したりすることはほとんどないが、この日のキャンプに参加していたメンバーの一人。
真鍋 千鶴(まなべ ちづる)
勝之と付き合っている女性で、ブライダル関係の仕事をしている。
勝之との付き合いは5年目を迎えており、結婚のことも考えている。
「青年少女よ、春を貪れ。」のここが面白い!【ネタバレなし】
ハルの死は事故か?他殺か?謎が謎を呼ぶ展開!
ハルの死から10年が過ぎた春の誕生日に、突然中学時代のハルの友人である音無が現れて、ハルの死の謎について告げられたことによって、主人公の勝之は当時のキャンプ参加メンバーに会いに行くことでお話が始まって行きます。
そして勝之の知らなかったハルの一面やエピソードを知ることにより、ハルの死は単なる事故死ではなかったのか?
ならば誰がハルを殺したのか?
謎が謎を呼ぶ展開に早く結末が知りたくてページをめくる手が止まらなくなってしまうのです。
魅力的で謎めいたハルのキャラクター
東京から転校して来たハルは、飛び抜けて垢抜けた存在感とルックスを持つ美少女。
誰にでも人当たりの良い人懐っこいキャラクターである反面、上は40歳から高校生、大学生、学校の先生など様々な男性と遊びで付き合ったり、笑顔の中にも寂しげな表情を浮かべることもあり、ハルが本当は何を想って日々を暮らしていたのか、彼女は本当はどんな女の子だったのか、その死の謎も相まって今はもう居なくなってしまったハルのことをミステリアスな存在としてどんどん知りたくなってしまいます。
ハルと勝之の失われた初恋のエピソード
ハルと勝之はとても初々しく微笑ましいカップルとして中学時代を過ごしていくのですが、ようやっと正式に付き合った3週間後にハルは突然亡くなってしまいます。
とかく初恋は実らないものと言われていますが、悲しい形で突如奪われてしまった勝之の初恋の思い出は、切なくそして色褪せない強烈な印象を保ち続けたまま、勝之ならず読者の心にも残る気がするのです。
「青年少女よ、春を貪れ。」の評判や評価
https://twitter.com/siromoti828/status/1521800043690295297今日、スッキリで、ゆいPがオススメしてた、
『青年少女よ、春を貪れ。』
ピッコマで2巻まで無料だから読んでみたら面白かった。
続きが気になる…— おこのぎんもい (@ranmoiixion) May 4, 2022
https://twitter.com/Sbvv6Xl1Dk5gVEN/status/1521675604743000064 https://twitter.com/granat_san/status/1519200758486671360 https://twitter.com/i9_masaya/status/1483748011234983939?s=20&t=ORjpo6uuMoR-yKwmjV3xyw
「青年少女よ、春を貪れ。」の感想と評価や評判|まとめ
「青年少女よ、春を貪れ。」は初恋の思い出は本来ならば淡く美しい思い出として、心の奥底に仕舞われていくのですが、勝之の場合はとても強烈に忘れられないエピソードとして、ハルの存在が心に刻みつけられてしまった気がします。
ハルがそれぞれの登場人物達とどのように接して生きて来たのか、謎解きの真相も含めてとても興味深く読めた作品でした。
コミックス自体も全5巻と既に完結しているので、ヤキモキすることなく一気に駆け抜けられたのもとても良かったです。
気になった方はぜひ手に取ってみて下さいね。