マンガ大賞2022結果発表！ランキングをみた感想

マンガ大賞2022が2022年3月29日に発表になりました。ノミネート10作品から対象を受賞したのは「ダーウィン事変」です。大賞受賞おめでとうございました！

当ブログでマンガ大賞2022の予想をしていたので結果とどのくらい違っていたのか、また今年のマンガ大賞の傾向や感想などについてまとめておきたいと思います。

マンガ大賞2022の大賞受賞作品とランキング

マンガ大賞2022の大賞作品は「ダーウィン事変」で2位以下の作品も発表になりました。

ランキングは以下の通りです。

それでは、予想と結果をまとめていきます。

当ブログのマンガ大賞2022の予想記事は以下になります。合わせてご覧いただければ幸いです。

https://sakigake-mangajyuku.com/manga-taisho-2022-predict/

マンガ大賞2022の予想と結果

1位 ダーウィン事変

マンガ大賞2022年の大賞作品は「ダーウィン事変」でした。予想では9位にしていたので完全にハズレです。大賞受賞を聞いて正直驚きましたが、納得もできます。

予想記事に書きましたが「ダーウィン事変」はすごく面白い漫画です。僕もマンガ大賞2022のノミネートがきっかけで読んでこんなすごい漫画があるのかと思いました。

ただ、テロや人種差別などデリケートな要素が多く、描写も生々しいものが多いため、たしかに面白いけど「誰かにすすめたい」とはならなかったので9位予想でした。

実際はこんな面白い漫画を埋もれさせるのはもったいないという結果でしたね。大賞受賞も納得です。

また、最近の世界情勢を考えると「ダーウィン事変」の訴えかけるテーマというものがよりリアルに感じることができます。だからこそ、選考委員の方もいまこそ読んで欲しいマンガといして推薦したかったのかもしれないですね。

https://sakigake-mangajyuku.com/darwins-incident-review/

2位 ルックバック

2021年にマンガ界の話題を独占したといってもいい作品です。マンガアプリ「少年ジャンプ＋」に掲載されるとたちまち話題になり、「このマンガがすごい！2022」オトコ編では第1位を獲得しています。

とても面白いマンガで僕も大好きですが、マンガを普段読まない人には少し読みにくい漫画かなと思い7位と予想しました。あとは昨年めちゃくちゃ話題になったのでいまさらマンガ大賞で「これが面白い！」と言わなくてもいいんじゃないかと思いました。

結果は2位で評価はマンガ好きの方や選考委員の方からの評価は高い作品でしたね。1位になってもおかしくないと思いました。

まだ読んでいない方はこの機会にぜひ！

https://sakigake-mangajyuku.com/look-back-review/

3位 ひらやすみ

「ひらやすみ」は4位予想でした。1つずれでしたが、ほぼ予想通りです。日常系マンガなので物語の起伏は激しくありませんが、めちゃくちゃ面白いマンガです。

僕は読んだ後にすぐ妻に勧めました。これは読むと誰かに勧めたくなりますね。3位で納得です。

https://sakigake-mangajyuku.com/hirayasumi-review/

4位 女の園の星

マンガ大賞2021で7位だった「女の園の星」が3ランクアップの4位になりました。話の面白さは2021とあまり変わりがないので前回と同様に残念ながら下位になるかなと思いましたが大きくジャンプアップしました。

改めて読み返してみるよやっぱり面白いんですよね。特に女性の方には勧めやすい漫画で、この1年でファンがさらに増えたと言う感じでしょうか。

とても面白い漫画で女性の方は共感できたり、星先生をはじめとする学園のクセのある先生方にはまれると思いますのでぜひ読んでみてください。

https://sakigake-mangajyuku.com/onna-no-sono-no-hoshi-review/

5位 チ。ー地球の運動についてー

マンガ大賞2022の本命と思われていた作品ですね。フタを開けてみると5位で予想とは1つずれてました。

やっぱり、マンガ大賞2021の2位をはじめ、2021年でかなり知名度を上げたからこその5位だったのかなと思います。

とても面白いマンガなのでまだ読んだことがないならぜひ読んでみてください。

https://sakigake-mangajyuku.com/chi-chikyu-no-undo-ni-tsuite-review/

6位 トリリオンゲーム

1位と予想していた「トリリオンゲーム」は6位でした。個人的にはちょっと残念ですね。

とても面白いマンガで今回ノミネートした10作品では一番勧めたくなるマンガでした。

過去のマンガ大賞を振り返ると「トリリオンゲーム」のようにわかりやすくて王道のマンガって大賞をとってないんですよね。「ちはやふる」くらいでしょうか。ほかの作品は王道ながらもどこかちょっとクセのある作品のような気がします。

王道系作品で上位に食い込むのはなかなか難しいのかもしれませんね。

とはいえ、僕は大好きなマンガでとても面白いの気になったらぜひ手に取ってみてください。

https://sakigake-mangajyuku.com/trilliongame-review/

7位 ダンダダン

マンガアプリ「少年ジャンプ＋」でいま一番勢いのある「ダンダダン」は7位でした。予想は5位なので2つずれました。

オカルト、SF、恋愛、バトル、学園モノなど様々な要素が絶妙なバランスで混ざり合っていてとても面白いマンガです。ただ、いろいろ混ざりすぎて誰に勧めていいのか迷子になりそうな作品でもあったのかなと思います。

僕は大好きで新刊を心待ちにしている作品なので、気になったらまずは「少年ジャンプ＋」で無料試し読みしてみてください。

https://sakigake-mangajyuku.com/dandadan-review/

8位 【推しの子】

マンガ大賞2022の本命作品の1つで2位予想でしたが結果は8位でした。マンガ大賞2021にもノミネートしており、昨年の5位から3ランクダウンとなりました。

2021年発売の3〜6巻がものすごく面白くて、芸能界の裏側をうまくエンタメに仕上げているところが個人的には評価が高くて上位予想でした。

8位はちょっと残念な結果ですが、面白いマンガであることは間違いないのでぜひ手に取ってみて欲しいですね。

https://sakigake-mangajyuku.com/oshi-no-ko-review/

9位 海が走るエンドロール

2021年8月に1巻が発売するとSNSを中心に大きな話題となった作品です。1巻の熱量が素晴らしく、また年齢を問わずに共感できる漫画で上位予想でしたが結果は9位でした。

2巻が少しトーンダウンしてしまったのでその影響でしょうか…

「ルックバック」のような読み切りではなく、連載作品の1巻だけで常に食い込むのは少し難しいのかもしれないですね。そうなると、マンガ大賞2021の「チ。ー地球の運動についてー」の2位ってものすごいことだったんですね。

話がそれましたが、「海が走るエンドロール」は話題になることもうなずける面白い作品なのでぜひ手に取ってみてください。

https://sakigake-mangajyuku.com/umi-ga-hashiru-endroll-review/

10位 自転車屋さんの高橋くん

SNSを中心に話題になっていた見た目ヤンキー年下彼氏とのラブコメマンガです。予想10位で唯一の的中でした。

キャラへの感情移入が必須のラブコメだと票を獲得するのは難しのでしょう。過去作をみてもラブコメの上位入賞は難しそうですよね。「ちはやふる」はラブコメというよりスポ根って感じがしますし。

10作品中10位という結果にはなりましたが、奇抜な設定に対してストーリーは王道ラブコメで面白いのでぜひよんでみてください。

https://sakigake-mangajyuku.com/jitenshaya-san-no-takahashi-kun-review/

マンガ大賞2022の結果を見ての感想

今年はちょっとクセのある作品が上位にきて、読みやすい王道系の作品が下位だったかなという印象です。

「ダーウィン事変」「ルックバック」「ひらやすみ」はどれも王道からちょっとズレているけど、だからこそ読者の心に深く残る作品かなと思います。読んだ後に印象が強い作品だからこそ票が集まり、その結果、上位にランクインしたのではないでしょうか。

逆に「トリリオンゲーム」「【推しの子】」「自転車屋さんの高橋くん」などは王道のストーリーでサクサク読めて面白いのですが、あまりの読みやすさのためこの10作品の中では印象が薄かったのかもしれませんね。

マンガ大賞2023はこの辺りのことも考慮してランキング予想してみようと思います。

マンガ大賞2022の結果と感想｜まとめ

マンガ大賞2022のランキングは以下の通りです。

大賞は人間とチンパンジーの間に生まれたヒューマンジーのチャーリーの周りで起きる事件や出来事を描く「ダーウィン事変」が受賞しました。

ちょっとクセはありますが、とても面白いマンガなのでぜひ読んでみてください。

それでは、良きマンガライフを！