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「ジーンブライド」は面白い?感想と評価や評判をまとめました【ネタバレなし】

ジーンブライド 面白い レビュー

「ジーンブライド」は2021年7月号より祥伝社『フィール・ヤング』にて連載中の高野ひと深先生の最新作で、「このマンガがすごい!2023」オンナ編 第2位、そして東京ニュース通信社の『TV Bros.』のマンガ賞「ブロスコミックアワード2022」にて大賞作に選ばれているんですよ。

高野ひと深先生と言えば、前作の「私の少年」で「このマンガがすごい!2017」オトコ編 第2位、「俺マン2016」第1位、「全国書店員が選んだおすすめコミック2017」第6位、「マンガ大賞2017」第11位、「第3回 次にくるマンガ大賞」コミックス部門 第3位など、数々のマンガ賞に選ばれ話題となりましたよね。

「私の少年」では真修の美少年っぷりに心を打たれましたが、前作とは打って変わって謎めいたストーリーが展開される今作の「ジーンブライド」、気になっている方も多いのではないでしょうか?

この記事では「ジーンブライド」を読んで面白いと思ったところや感想、読者の評判や評価についてまとめて行きたいと思います。

目次

「ジーンブライド」のあらすじ

ジーンブライド あらすじ

女であるゆえの生きづらさに、日々新鮮に絶望する諫早依知(30)。 
仕事相手からのセクハラにも、変質者との遭遇にも飽き飽きだ。
そんな彼女の元へ、元同級生の正木蒔人が突然会いに来た。 
15年前の出来事の礼に来たと言う彼を依知は警戒するが、独特なペースで生きる蒔人は依知を全くおびやかさない。
依知の護身のための奇抜な解決策を蒔人が提案したり、イレギュラーな事態に弱い蒔人の探しものを依知が手伝ったり。
凸凹なふたりは互いに助け合う仲になっていき……?

「ジーンブライド」の登場人物

ジーンブライド 登場人物

諫早 依知(いさはや いち)

エンタメ系の情報媒体ライターの30歳女性。
人目を惹く美貌の持ち主で、それ故に男性から性的な発言を受けたり、ランニング中に変質者に付きまとわれたりと苦労している。

正木 蒔人(まさき まくひと)

依知の元同級生の男性、話を要約せずに喋るタイプ。
イレギュラーなことがあるとパニックになる。
無類の紙フェチである。

諫早 壱(いさはや いち)

街で偶然に出会った、依知とそっくりな顔をした14歳の少女。
名前も漢字違いの同姓同名。

繪堂 恵波(えどう えなみ)

ある事件の後に突然姿を消した、依知の元同級生。

武智(たけち)

蒔人の友人、同居人でもある。

「ジーンブライド」のここが面白い!【ネタバレなし】

ジーンブライド 面白い レビュー

先の読めない謎めいた展開にページをめくる手が止まらない!

序盤の印象では女性ならではの生きにくさ的なテーマを取り上げた作品かと思いきや、壱の登場によってストーリーは突然SF的な展開を迎え、読み始めた時点での作品の印象とはガラリと違った表情を見せ始めます。
そして次々と浮かび上がってくる依知を取り巻く様々な謎に対して、続きが気になって堪らなくなってしまうのです。

これからこの作品がどのような展開を迎え、そしてどのような物語の結末を迎えるのか、まさに見逃せない内容となっています。

依知や蒔人の出身校、秀光館学園の秘密とは?

依知や蒔人は中学校時代の同級生であり、当時、秀光館学園という学校に属していたのですが、この学園では遺伝子の検査によって相性をチェックし、男女のペアを組むというジーンブライドというシステムがあり、この品のタイトルともなっているジーンブライドがこの作品の大きなキーワードとなっています。

そして元から学園にいる内部生と中学から編入してくる外部生との体質の違いなど、まさに謎だらけの学園なのです。

学園の抱えている秘密とは一体何なのか?
先が知りた過ぎてもんどり打ちそうな気分になってしまうのです。
早く!早く続きが読みたい!

依知とそっくりの少女壱の正体は?

街で偶然に出会った依知とソックリの顔立ちで名前も漢字違いの同姓同名である14歳の少女壱。
彼女もまた依知と同じく秀光館学園の生徒でもあります。
彼女の存在がこの作品の謎を一層に盛り立てます。

彼女は依知とはどのような関係なのか?
なぜ顔も名前も同じなのか?

この作品の重要なキーマンの一人である壱が、主人公の依知と今後どのように関わってくるのか目が離せません。

姿を消した依知の友人、恵波の行方は?

恵波は秀光館学園に中学から編入してきた外部生の生徒なのですが、依知と同室になったことがきっかけで仲良くなります。
学年トップの成績で、彼女もまた人目を惹く美貌の持ち主な上にグラマラスなスタイルから、異性から絶えず性的な視線を受けながらも、依知には明るい表情を見せているのですが、とある出来事がきっかけで恵波は突然、学園から姿を消してしまうのです。

当時、恵波の身に何が起こったのか?
そして今はどこにいるのか?
大人になった依知と恵波は再会することが出来るのかも気になる点の一つだったりします。

依知と蒔人が恋に落ちる可能性は?

蒔人が当時のお礼をするために突然、依知の目の前に現れた時点では依知の蒔人に対する印象は最悪なものだったのですが、作品の中では依知の身に起こる様々な出来事を通して、お互いの距離が少しずつ縮まって行く様が描かれています。
傍目から見てもかなりクセの強い蒔人と依知が果たして恋に落ちる可能性はあるのか?
こちらも見逃せないですよね。

「ジーンブライド」の評判や評価

ジーンブライド 評判 評価

「ジーンブライド」の感想と評価や評判|まとめ

高野ひと深先生と言えば前作の「私の少年」にどハマりして、毎巻コミックスが出るのを楽しみに読んでいました。
真修の純粋な聡子を慕う姿が読んでいて心を打つ作品だったので、そんな高野ひと深先生の「私の少年」後に、どんな作品を発表するのかとても気になったいたのでした。

新作が出たということで期待を胸に早速コミックスを読んだ時は、予想を斜め行く展開に驚きつつもこれからどんなふうにお話が進むのか楽しみで次巻が待ち遠しいシリーズの一つとなりました。

お話はまだまだ始まったばかり、解明されていない謎がこれから一つずつ明らかになっていくのが楽しみで堪りません。
続きが読めるのを心待ちにしたいと思います。

作品が気になった方はぜひ手に取ってみて下さいね。

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