「明日、私は誰かのカノジョ」の第4章「Knockin’on Heaven’s Door」の主人公・真矢萌のエピソードのあらすじと結末についてまとめました。 ストーリーの核心や結末についてネタバレしておりますので閲覧にはご注意ください。
いまebookjapanを利用するために無料会員登録をすると特典で必ず70%OFFクーポンが6枚もらえます。
クーポン1枚につき割引の上限は500円です。全部で6枚クーポンがもらえるので、最大3,000円分の電子書籍が安く購入できます。
割引上限つきのクーポンですが、好きな電子書籍が70%OFFになるクーポンはとてもお得です。しかも、ebookjapanの会員登録特典は現在パワーアップ中で、以前は半額クーポンが6枚でした。
期間限定で70%OFFにパワーアップしているのでぜひこの機会に利用してみてください!
\無料会員登録で70%OFFクーポン6枚ゲット /
第4章「Knockin’on Heaven’s Door」の結末【ネタバレ注意】
ホストクラブ『CRUISE(クルーズ)』の楓にのめり込んでしまった萌は、居酒屋のバイトだけではお店に通う資金が足りなくなってしまいます。
そしてより多くのお金を稼ぐためにデリヘルで働くことに。
風俗で働き出した萌は心の奥に辛さを抱きつつも、楓に会いたい一心でよりお金を稼ぐため整形したりと自分を変えていきます。
そして楓の誕生日に高いお酒を入れるため風俗店で働き続け、お金はたくさん入るようにはなりましたが、心身共に疲れてしまった萌は大学も退学してしまうのでした。
何とか二ヶ月間頑張って働いて貯めた130万円のお金を持って楓の誕生日にお店に向かう萌ですが、その道すがら楓から萌の携帯に“萌”ではなく“桃花”と名前を間違ったメッセージが届いてしまいます。
そのメッセージを見た萌は楓は自分に欲しい言葉をくれたり、欲しかった居場所をくれる人ではありますが、あくまでもそれは彼がホストで、自分が見ているのは本当の楓ではないこと、そしてそのことに心の底では気付きつつも敢えて気づかない振りをしていたことを認めてしまいます。
そして萌はホストクラブに向かう足を止めて、馴染みのミックスバーTRAP’へと向かうのでした。
その後、一度実家に戻った萌は新しい職に就き、また再び東京の地に戻って来ます。
そして偶然萌の目の前を“年間売上No,1楓”と書かれたホストクラブのアドトラックが通り過ぎ、楓がお店のNo,1にのし上がったことを知りますが、天国の扉をたたいたところで、そこに自分の居場所はなかったということ、自分の人生は自分が主役であると思いつつ、アドトラックを背にするのでした。
第4章「Knockin’on Heaven’s Door」のあらすじ【ネタバレ注意】
真矢萌は雪やリナ達と同じ大学に通っており、リナとはサークルの飲み仲間でもあります。
同じサークルの飲み仲間の一人、豪とは肉体関係があるが、豪の本命はリナで自分はセフレ扱いであるということを自覚しています。
萌は世の中の主人公はリナみたいな女の子で、自分は通行人やモブキャラであるということもわかっていますがが、女だから可愛くなくてはいけないとか、恋愛にときめいていけないとか、そんな考えはくだらない、自分は彼女達とは違ってちゃんと自分を持っていると自負しているのでした。
ゆあとの出会い
行きつけのミックスバー『TRAP’』で飲んでいると、お店のスタッフであるバサやんが駅前で声を掛けられてお店に着いてきたゆあと知り合います。
自分のことをゆあてゃと呼ぶ彼女は、可愛らしい見た目とは相反して腕にはおびただしいリストカットの跡が。
たまたま席が隣り合わせになって同い年ということ少し話しただけの二人ですが、ゆあに誘われて萌は気の進まないままホストクラブに一緒に行くことになってしまいます。
ホスト楓との出会い
ゆあの担当ホストがいるホストクラブ『CRUISE』に連れて来られた萌ですが、勝手がわからない上にホストクラブのノリに馴染めず全く楽しむことが出来ません。
そして逆にだんだん惨めな気分になっているところに、楓が萌のテーブルに挨拶にやって来ます。
まだホスト歴が浅く柔らかい雰囲気を持つ楓は、『TRAP’』のバサやんにも似ているということあり、打ち解けて話すことが出来た送り指名に楓を選ぶのでした。
初めてホストクラブに行ってみた萌の感想は、思ったほど騙されてお金をとられるというイメージはなく意外と普通だなという感じではありましたが、もう行かなくても良いかなというものでした。
その後、いつも通りの生活を送る萌でしたが、『CRUISE』に行った翌日から楓のメッセージが届くようになります。
最初は返信をしていなかったのですが、無視するのもなぁ・・・と思った萌はメッセージを返し、徐々に電話でのやり取りを繰り返すようになって行きます。
楓に萌のバイト先がある池袋を案内してもらいたい、ご飯に行きたいという誘いも、営業だと思い断ってしまう萌ですが、洋服を褒められたりと、お世辞でも自分のことを褒められることは嬉しいことだ心が少しずつ動き始めるのでした。
サークルでの飲み会
久し振りのサークルでの飲み会の二次会で、友達の希望で『TRAP’』に連れて行くことになりますが、だんだん自分の居場所を踏み荒らされるような感情に襲われ、妬みや嫉妬からついリナに嫌みを言ってしまうのでした。
リナに謝ろうと思いますが、自分がいなくても盛り上がっている店内を見て、いたたまれずに萌はそっと店から出て行ってしまいます。
行き場のなくなってしまい、このまま消えてしまいたいと思った萌がふと携帯を見ると、楓からの着信記録が。
すがるような思いで泣きながら楓に電話すると、仕事中にも楓は関わらずお店を抜けて萌のいる花園神社まで来てくれたのでした。
萌の元に駆けつけてくれて優しい言葉を賭けてくれる楓に、ここまでしてくれてお店に行かないのも悪いかなと思い、そのまま『CRUISE』に飲みに行くことにする萌。
そのことは彼女自身が築かぬうちに萌の人生の大きく変わってしまう出来事の始まりだったのでした。
『CRUISE』で楽しいひとときを過ごした萌ですが、会計を見て思ったより高額であることに一瞬焦りますが、楓がはみ出た分のお金をそっと彼女に渡してくれます。
そして借りたお金とハンカチを返すことを約束してお店を後にするのでした。
そこから萌のホストクラブ通いが始まるのでした。
ホストクラブ通いと楓との日々
『CRUISE』に通うようになってから二ヶ月が経ち、萌は自分の銀行の残高が思ったよりも少なくなっていることに気付きます。
お金が無いし楓からのお店の誘いも断ろうと思いますが、我慢できない萌は母親に電話しお金を借りることで、『CRUISE』に足を運ぶのでした。
せっかくお店に行ったものの、楓指名の客が来ているためにほとんど自分の席に居てもらえない萌はシャンパンを入れてしまい、席に戻ってきた楓に手を握られて舞い上がってしまいます。
ゆあにそのことを話すとゆあは冷たい口調でホストクラブの掲示板を萌に教え、何が本当のなのかわからなくなってしまった萌は翌週もお店に行ってしまい、楓を席に戻ってこさせるために再びシャンパンを入れてしまうのでした。
お店が終わった後、一緒に食事に行った萌は今までこんなに一人の女性として扱ってくれる男の人はいなかったため、女性としての自信を持たせてくれる楓を本気で好きになってしまうのでした。
萌のイメージチェンジ
お金にも困り始めている萌は『CRUISE』に通う資金を得るために、リナと会って前回ことを詫びて、リナの友達である雪に頼んでレンタル彼女のバイトを紹介してもらいますが、今の萌のファッションは似合っているが、男性向けのバイトでは厳しいかもしれないという指摘を受けて、リナにファッションやメイクを選んでもらい女の子らしい姿に大変身をするのでした。
変身した姿で歌舞伎町を歩いていると、スカウトに夜系の仕事をしないかと声を掛けられます。
その時は断って『CRUISE』に付くと、萌の姿を見た楓は驚きつつもすごい可愛いと褒めてくれるのでした。
お店で小計5万からのシャンパンコールを進められた萌はシャンパンを入れますが、別の被りの客にオールコールで楓を取られてしまい、アフターもしてもらえず一人帰る羽目になってしまいます。
風俗嬢のバイトを始める萌
翌日、雪に紹介してもらったレンタル彼女の面接に行きますが、支払いが最短でも一ヶ月後になるという話を聞いて、すぐにでもお金が必要だった萌はバイトを断り、日払いの収入を当てにしてシャンパンを入れてしまった萌は帰り道に声を掛けて来たスカウトの誘いに乗って夜のバイトの面接に向かうのでした。
デリヘルのバイトを始めることになった萌は男性スタッフにレクチャーを受けて、ほのかという源氏名で働き始めることに。
お客に乱暴な扱いを受けたバイトの帰り道、始発の電車の駅のホームで母親に借りたお金を返すこと、使ってしまった奨学金を戻すことを考えているうちに、自分はこんな辛いことをしてまで楓に会いたいのかわからなくなってしまいます。
そんなことを考えながら楓が出なかったらもうおしまいにしようと、朝の五時に電話を掛け切れる直前に電話に出た楓の声を聞き、萌は泣き崩れてしまいます。
そしてまたバイトを頑張って行こうと心に決めるのでした。
幸せの絶頂に
久し振りにゆあと会った萌は自分が風俗でバイトをしていることを話すと、ゆあもまた風俗で働いていることを打ち明けます。
そして二人で一緒に『CRUISE』に行き、楓とハルヒの四人でアフターでボーリングをしたり楽しい時間を過ごします。
そんな中で萌はみんなが自分達を見ているということに、今までに味わったことのない高揚感を感じるのでした。
楓と二人で以前に一緒に話した花園神社に向かう萌、そこで楓にキスをされてしまいます。
そして誕生日を聞かれ、お祝いさせてねと言われてしまうのでした。
楓の誕生日と別れ
萌の誕生日よりも数日早い楓の誕生日に向けて、高いお酒を入れるためにバイトに精を出す萌、そしてより多くの仕事を得るため整形にも手を出します。
そんな中偶然にも『TRAP’』のバサやんとバッタリ会い、以前萌に言われた「恋愛だけが全てじゃない」という言葉に、無理して恋愛すると必要はないんだと思えるようになったとお礼を言われるのでした。
風俗で働き続けることに疲れてしまった萌は悩みを抱えつつ日々を過ごし、サークルのグループトークを抜け、通っていた大学も辞めてしまいます。
萌は風俗で働いていることを気付いているけれど、何も言ってこない楓に対しても複雑な感情を抱き始めます。
そして楓のために風俗を始めたことを楓に伝えて、もう終わりにしたいと思い始めるのでした。
お客さんの前で泣き出してしまい仕事にならなくなった萌はバイト先でスタッフに叱られつつも何とか目標金額を達成します。
楓の誕生日にバイトで貯めたお金を持ってお店に向かう萌ですが、楓がメッセージで自分の名前と他び人の名前を間違え送ったことがきっかけでお店に行くのは辞めて、『TRAP’』に向かうのでした。
新たな道へ
その後、一度故郷に帰った萌は就職して東京に戻って来ます。
偶然に見掛けた楓のアドトラックを背に、新たな人生を歩み始めるのでした。
「epilogue」その後の萌【ネタバレ注意】
萌は大学中退後、美容師を目指して専門学校に通いました。
緊急事態宣言中もリナとはオンライン飲み会で連絡を取ったりしていました。
その後、国家試験に受かった萌は東京の美容室でアシスタントとして働いています。
店のお客との会話から今も二丁目のお店ではよく飲んでいるようです。
偶然店に客として訪れた雪と再会し、雪からリナと3人で会った時の態度が悪かったと謝られますが、萌は全然気にしなくて良いと答え、お互いに「またね」と挨拶して別れるのでした。
第4章「killing me softly」の感想
萌は最初の印象では冷めていて自身でも自分を持っているという自負を持つ、個性的な女性だったのでしたが、ホストの楓と出会うことによってどんどん自分では制御しきれない恋の病に落ちて行く姿は、これから萌はどうなってしまうのだろう?と続きが気になって仕方がなかったです。
「killing me softly」が連載当時大きな話題になったというのもうなずける気がします。
一度は大学を辞めてしまい風俗嬢のバイトまで始めた萌でしたが、自分自身で何とか方向転換を図って新たな人生を歩み始めたのは良かったなと思いました。
また誰か別の主人公のお話の時でも登場してくれたら嬉しいなと思います。
「明日、私は誰かのカノジョ」を無料や半額・割引で読む方法
明日、私は誰かのカノジョ」を無料で読む方法
「明日、私は誰かのカノジョ」を連載している無料マンガアプリ「サイコミ」を利用すればほぼ最新話まで無料で読むことが可能です。
ただし、無料で読むためには1話読んでから22時間待つ必要があるのでものすごく時間がかかります。(5ヶ月くらいかかります)
1日1話読むのを楽しみにするという使い方なら全然オッケーなんじゃないかなと思います。無料で読めるので一番お得です。
「明日、私は誰かのカノジョ」を半額・割引で読む方法
電子書籍ストアが配布しているお得なクーポンやキャンペーンを利用するれば半額や大幅割引で全巻購入することも可能です。
おすすめはDMMブックスの70%OFFクーポン(割引上限3,000円)とAmebaマンガの最大100冊40%OFFクーポン。どちらもかなりお得にマンガを買うことができますよ。
詳しくは別記事にまとめてありますので、参考になれば幸いです。
「明日カノ」真矢萌のエピソードのあらすじと結末|まとめ
「明日、私は誰かのカノジョ」のヒロイン・真矢萌のエビソードが描かれる第4章「Knockin’on Heaven’s Door」のあらすじと結末についてまとめました。
雪やリナのような飛び抜けた容姿を持つ女性とはまた違ったルックスの萌。
自分の見た目にコンプレックスを抱きつつも、強がって生きている姿、そして恋愛によってその信念が脆くも崩れ去ってしまうところは、とても切なかったです。
恋愛の前では誰しもが自分らしさを失ってしまうものなのかもしれませんね。
「明日、私は誰かのカノジョ」には様々なタイプの女性達が登場します。
その中には自分に似たタイプの女性もいるかもしれないですよ。
気になった方はぜひ手に取ってみて下さいね。